ユニバーサルCAR-T細胞療法の開発に着手
AMED 「スマートバイオ創薬等研究支援事業」に、研究課題「長期生存能を付与した肺癌に対するユニバーサルCAR-T細胞の開発」が採択され、研究を開始しました (https://www.amed.go.jp/koubo/11/01/1101C_00058.html)。CAR-T細胞療法は難治癌を治癒に導きうる強力な治療モダリティですが、治療に用いるT細胞をその都度採取する必要があるため、時間とコストを要します。当研究室ではCAR-T細胞の製造効率を飛躍的に高めるために、健常人ドナーからCAR-T細胞を製造して汎用性の高い薬剤として用いる、「ユニバーサルCAR-T細胞療法」の開発を進めています。今回の研究支援を得て、実用化に向けた開発を加速させます。